前回の記事は進級審査についてでした。
終わった人もそうでない人もいたかと思います。少しでも役に立てたなら幸いです。そして、仮に今回うまくいかなかったとしても反省点を分析して次に繋げられるようにしましょう。うまく出来た人は「勝って兜の緒を締めよ」の精神で、次回もさらなる成長になるように努力を継続させましょう。
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ボイスサンプルを考える
ボイスサンプルというものをご存知でしょうか?
前回の記事で「あなたの価値はなんでしょうか?」という話をしました。
商品としてマネージャーさんがどのように売り込めるかそれを考える必要があります。
それは誰かに言われてやるのではなく自分自身でプロデュースするものです。(もちろん事務所から方向性を提示されることもありますが…)
そこで大事なのが営業ツールにもなる「ボイスサンプル」というものです。
ボイスサンプルはあなたの分身
マネージャーさんが営業先に皆さんを同行させられればいいのですが、何人も担当しているでしょうし労力を考えると現実的ではありません。そこで登場するのがボイスサンプルです。
営業先にこんな子がいるんですよと紹介するとき、プロフィール資料だけでなく声や芝居を録音したものを渡します。そこでこんな声質なんだ、こんな芝居やキャラクターの幅があるんだ
など制作会社の方に知ってもらうことができるのです。
いわばボイスサンプルはあなたの分身です。
あなたが不在でも芝居や声を広めてくれるツールです。
ですので、皆さんの魅力が詰まっていないともったいないです。
やりたいキャラはなんですか?
そんなこといっても私の魅力ってなんでしょうか?
そう戸惑う人も今までたくさんいました。
無理もありません。自信満々で自分の魅力を語れる人は数少ないです。
少し視野を大きくとらえてみましょう。
そもそも皆さんが声優になりたいのは何故でしょうか?
小さい頃からアニメが好きで
こんな作品のこんなキャラクターがやりたくて
国語の時間に朗読を褒められて
かわいい声だって言われて
きっかけは人それぞれだと思います。
それでも演技を勉強しているうちに
こんな役をやりたい!
こんな役が得意だ!
というものが出てくるはずです。
またやりやすい役はどのようなキャラでしょうか?元気な役、おとなしい子、優しいお姉さん、頼れるお兄さん、老人、動物…色々やっていて自分に合うなという役があるはずです。
もしわからなければ自分に近いキャラを考えるのもいいでしょう。年齢や性格が近ければ理解もしやすいはずです。
まずは自分のやりたい、得意とする、近い、やりやすいキャラを探しましょう。
とにかく今は色々なキャラクターやシチュエーションを取り入れそこから自分に合うものを探す作業をしてはいかがでしょうか?まずは行動です!
自分に合う役、やりたい役がみつかることを願ってます。
長くなってきたので本日はこれくらいにしますが、ボイスサンプルに関してはまだまだ書き足りないので続きもまた書きたいと思います。
では本日のレッスンはこれまで!