自信とはどこからくるのか?

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こんにちはワタシです。
さて、審査や試験で緊張してしまい自分が思うような結果が得られなかったなんて落ち込んでいる人もいるのではないでしょうか?また審査を控えていて緊張している人もいるのではないでしょうか?

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生徒

練習ではうまくいくんですけど、人前だと緊張してうまくできません
どうしても自信がわかなくて…

なんて相談してきた人がいました。
レッスンでも

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生徒

家ではうまくいったんですが練習通りにいきませんでした

なんて消化不良になってる人もいます。さて、本日は人前でうまくいかないと悩む人へ…

何故失敗するのか?

失敗した人に何で失敗したのか聞いてみると

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生徒

見られてると思うと緊張して

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生徒

一発勝負だと成功する気がしない

という意見がありました。

皆さんは何故失敗すると思いますか?
原因は色々あると思いますが、やはり環境の違いによるプレッシャーが関係していそうですね。

自宅ではできているけど…

多くの人が言うように「家ではできたけど、緊張して失敗した」というのが主な理由のように感じます。では、なぜ家ではできたのでしょうか?

ココで前提となるのが「本当に出来ているのか」「出来ていると勘違いしているのか」という違いです。自宅では出来ていたと感じる理由はなんでしょうか?
人の目があるから、部屋の広さなどによる反響音の有無、やり直せるという心理的余裕…など考えられる要因はたくさんありますね。

さて、ここで大切なのが「いかにして自宅での練習通りに近づけるか」ということです。仮に自宅で満足いく出来だったとしたら、それを再現できるようになればいいわけです。逆をいえば、本番が上手くできない限り、自宅でどれだけできたとしても仕事としてチャンスをつかむのは難しいかもしれません。

自分のホームだと認識させるためには自分の感覚を騙すのが有効です。騙すと言ったら言葉は悪いですが「これは特別ではない、いつも通りだ」と思い込ませるのは多くのアスリートがやっていることです。

ルーティーンと集中力

ルーティーンという言葉をご存知でしょうか。多くのアスリートが試合前などに集中するしぐさや動き、行動をすることでいつもの状態にもっていくことです。野球のイチロー選手が袖を上げる仕草、ラグビーの五郎丸選手の五郎丸ポーズなどもルーティンの一種です。あの動きをすることで精神を落ち着かせ、いつも通りというニュートラルな状態にもっていくのです。

実はこのルーティンというのはアスリートに限ったことではありません。タレントや役者でも出番前の楽屋で鏡の自分に話しかけたり、瞑想やお香、音楽を聴いて気分を高めるなど自分流の集中の仕方があります。

このように肉体や精神の状態を「いつも通り」にもっていくことで「1発勝負、本番一度きり」という緊張が少し緩和されます。もし本番に弱いというのであれば自分流のルーティーンを探してみるのも手かもしれませんね。

圧倒的練習量が自信へとつながる

さて、それでも自信が持てないというのであれば、自信が持てるまで練習するという泥臭い方法もあります。緊張してしまうのは出来ないかもしれない、練習が足りない、という思いが多少なりとも残っているからです。もうこれ以上やれないというくらいに練習を重ね、さらに人前で披露する練習をしていたら、緊張する度合いは減ります。

とにかく練習してください!他のライバルを圧倒するくらいやってください。

才能はないかもしれないけど、練習量だけならココにいる誰にも負けない。それくらい思えたら周囲を気にすることなくパフォーマンスできます。

不安要素は1つでも無くす

練習をしていて少しでも失敗のリスクがある部分は練習で潰しておきましょう。練習では出来なかったけど本番で奇跡的にできるようになった、というのはあり得ない話ではないですが、あまりにもリスキーです。

いつも言いにくくて噛んでしまう単語がある。漢字が難しく言葉につまる。テンションが上がりすぎて早口になる…自分の練習を録画や録音して聴いた時に、審査員が少しでも気になりそうな減点ポイントは練習の時点で対策をたてておきましょう。

苦手な単語は本番までに少しでも明瞭になるように練習をする
漢字の読み仮名をふっておく
早口になりそうなら台本に「減速」などのメモをする
台本に目が行くと集中力が途切れるから暗記する

練習の段階で本番でちょっとでも失敗しそうな要素を徹底的に潰しておきましょう。不安要素がなくなるだけでパフォーマンスに集中できます。

まとめ

さて、審査でのパフォーマンスを少しでも向上するため、または同じような失敗を繰り返さないために色々と書いてきましたが参考になりましたでしょうか?

緊張は誰でもするものですし、失敗も誰もが経験することです。ただ、同じ失敗をいつまでも繰り返しているのはあまりにももったいないです。失敗した理由を分析して対策をたてる必要があります。

練習の時点で失敗や緊張のリスクを減らす努力をする
緊張状態から普段の状態に近づけるための術を考える
自信を持つために練習量や場数を増やす

皆さんが少しでも満足のいくパフォーマンスを発揮できるように応援しています。それでは本日のレッスンはここまでにしましょう。